非抜歯矯正
当院では可能な限り抜歯を回避

- 非抜歯で治療期間の短縮
- 大切な歯を残せる

当院では、患者さんの負担を最小限に抑えることを重視し、可能な限り「非抜歯」での矯正治療を行う方針を採用しています。これまでに4,000人以上の矯正治療実績があり、非抜歯矯正を行ってきました。
「非抜歯」を追求する理由は2つあります。
1つは「治療期間の短縮」。もう1つは「大切な歯を守れる」からです。
抜歯ケースの場合、抜歯で生まれたスペースを埋める必要がありますので、どうしても治療期間が長くなります。また、抜歯をする場合、基本的に健康な歯を抜歯することになるため、患者さんにとっても私たちにとっても気持ちの良いものではありません。
では、どのようにして高い非抜歯率を達成しているのかをご紹介します。
歯の矯正治療において抜歯が必要とされる主な理由は、歯を正しく並べるための十分なスペースが確保できない場合です。ここで少し専門的な説明になりますが、「ワイヤー矯正」の場合、歯を手前に動かすことは得意ですが、奥に移動させることはあまり得意ではありません。一方で、「マウスピース矯正」は手前への移動だけでなく、奥への移動も得意とする治療法です。
「前歯」の方はスペースがほぼ残っていませんが、「奥歯」の方は何となくスペースが残っていることをイメージできると思います。
奥への移動が可能なマウスピース矯正を選択することで、抜歯をせずに歯を並べるスペースを作ることが可能となり、その結果、抜歯が必要となる確率を大幅に低減できるのです。
非抜歯矯正を行うために当院では、「ディスキング(I.P.R/A.R.S)」と呼ばれる手法を取り入れています。具体的には、歯を適切に並べるためのスペースを確保するために歯の表面にあるエナメル質をわずかに削る治療法です。
エナメル質の厚みは通常1〜2mm程度ですが、この手法では0.3mmから0.6mm程度のみを削ります。そのため、健康な歯に与える影響は最小限に抑えられます。
抜歯する必要があると判断される基準は、以下のとおりです。
審美的な観点だけでなく、機能的な側面(噛みあわせ)においても最良の結果を追求することが重要であるため、上記に該当する場合には抜歯を伴う治療をご提案させていただくことがあります。
上記に該当する場合でも「非抜歯」矯正を行うことは可能です。しかし、様々な問題が生じます。分かりやすい例としては、矯正治療を行うことで「出っ歯/口ゴボ」になることがあります。これは歯が並ぶスペースが足りず、最終的に前歯が押し出されてしまう状況です。
「抜歯したくない」という患者さんの気持ちもわかりますが、非抜歯矯正をすることで、見た目やお口の機能性を害してしまったら本末転倒です。判断を間違わないようにお願いします。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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